舞台探訪総研 聖地巡礼ブログ

アニメ・マンガ等で登場する背景のモデルとなった舞台を紹介します。

TVアニメ『たまこまーけっと』舞台探訪(聖地巡礼)@京都

たまこまーけっと 舞台探訪(聖地巡礼)@京都府京都市


京都アニメーション制作のオリジナルアニメーション。放送開始直後からけいおん!に匹敵するんじゃないかというほど
多くの巡礼者が訪れるということで私も気になり主要舞台へ足を運んでみました。


【京阪藤森駅

たまこらの通学路として描かれている舞台で、京阪本線藤森駅前がモデルとなっています。
後ほど紹介する出町商店街がたまこの自宅で最寄駅は京阪出町柳なのでこの京阪藤森駅を活用するはずなのですが
アニメ観る限り通学路の途中にあるただの通過点でしかないですよね。駅前であるのにも関わらず駅舎も映されません。
このことからモデルではあっても位置設定はリアルの世界とは異なっていると考えられます。
このような位置設定だけを変えて描くのはけいおん!でも見られた方法でしたね。



これら3つは全て改札を出てすぐのところ。


聖母女学院

藤森駅から少し歩いたところにある学校がたまこらが通う高校のモデルです。


【出町商店街】

こちらは場所を移して、京阪出町柳駅3番出口から鴨川を渡った先の交差点を右折した先ある商店街。
うさぎ山商店街のモデルとなったところですね。
訪れるのが夜になってしまいましたがそれでも現地には巡礼者が多数いました。たまこまは人気ですねぇ。


BOOKSヤスモト

LIVING SHOP まつむら

イカワトーイ


ちびから本舗京都出町店

こちらは上のカットで紹介した黄色いからあげ専門店を右折して進んだところにある居酒屋がモデル。
たまやの位置モデルはお餅屋さんではありませんでしたね。
ただ、出町ふたばさんではアニメで登場するような豆大福を売っているので日中訪れた際には是非。


魚屋さんのさが喜。ここの店主のおっちゃんが凄く快活な方で自ら巡礼者に声を掛けてお茶を出してもてなしていました。

魚屋の向かいのお店。

商店街の端。寺町通りと交差する場所。


【おまけ】


歩いてみた感想としては、たまこまで盛り上がりつつもポスター類は最小限に抑えてあり
いつも通りの元の姿のままでいてくれたことがとてもうれしかったです。
なんてったって商店街で見たポスターはこの一枚ですから!そのことについては魚屋のさが喜の店主も考えていたようです。
アニメポスターなどを貼ったりしてアニメの舞台となったことをアピールした方がここを訪れる人たちにとってイイかどうか考え、
色々な人に話を伺いつつ最終的に出した結論はこのままの姿の商店街を残した方が良いということだったようです。
舞台は別にアニメのアミューズメントパークでも何でもないですから、正しい判断だと思います。


その魚屋さが喜のお店にはファンが寄贈したグッズやイラストが展示されていました。

ここの商店街の多くはたまこまで舞台となったことに対して友好的なようです。
アニメ放送前には実際に京アニ関係者が舞台にしても良いかの打診をしていたようで、快く受け入れたと聞いています。

巡礼ノートも設置されていました。訪れた際は是非書き込んでいくと店主も喜ぶと思います。

帰り際には記念撮影してやるということで店の前で写真を1枚撮っていただきました。何というホスピタリティ精神。
たまこまについて、京アニさんに舞台としてもらって非常に嬉しい。最終的にはけいおん!みたいに映画までなってほしいということをおっしゃっていましたね。
餅屋の出町ふたばさんのようにこの作品によって売上に全く寄与しない魚屋であるけれども、
この作品を通じて商店街がもっと賑わってくれれば嬉しいと語ってくれました。こういうところからもこの商店街の元気で温かい雰囲気が伝わってきますね。


※追記


4月24日にNHKで放送された「にっぽんまるごと」でこの商店街の特集があったようです。
その番組内では、遠方からもファンがやってくるという内容で私が聖地巡礼ノートに書きこんだ文章も抜かれてました。
もっと綺麗な字で書いておくべきだった・・・w



より大きな地図で たまこまーけっとMAP を表示


撮影日:2013年3月6日


このページでは、たまこまーけっとの背景を比較研究目的により引用しています。作品の著作権(画像も含む)は(c)京都アニメーション/うさぎ山商店街にすべて帰属します。