舞台探訪総研 聖地巡礼ブログ

アニメ・マンガ等で登場する背景のモデルとなった舞台を紹介します。

新年明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

このブログも2回目の年越しを経験することになりました。
日に日に弊ブログを閲覧していただける方が増えてきて非常にうれしく思います。
今年も古い作品から最新の作品まで出来る限り舞台を回り情報を発信していけるよう頑張っていきます。
写真は藻岩山山頂からの風景。ここに写っているだけで相当数のアニメの舞台があります。


【2012年の北海道における舞台事情】


2012年の新規舞台状況は昨年に比べ非常に充実したものとなったことは間違いないでしょう。
昨年新たに登場したアニメ舞台は5作品でしたが今期は7作品。その内容も札幌以外の都市も登場。
作品もマイナーなものではなくメジャーどころの作品ということで注目度も高くなりました。


ハイスクールD×D札幌市時計台
這いよれ!ニャル子さんアニメイト札幌店札幌市時計台他
Fate/Zero札幌コンサートホールKitara
夏色キセキ中富良野
乃木坂春香の秘密 ふぃな〜れ(札幌市小樽市旭川市
ハヤテのごとく!CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU(札幌市
ひだまりスケッチ×ハニカム小樽市白老町、登別市、洞爺湖町函館市


コミックスは全部は追えてないですが、O/A(小樽・札幌)、南鎌倉高校女子自転車部札幌えりも岬)、
ばくおん!!北海道全域)、銀の匙札幌帯広)などがありました。


相変わらずスポット的に舞台が登場するだけでいわゆる聖地になる要素はほとんどないのが気になりますが良い傾向にはあります。
ひだまりスケッチ乃木坂春香の秘密では修学旅行先として、ハヤテのごとくでは水曜どうでしょうのパロディで使われていました。
一つ残念なのが生徒会の一存の新アニメでは全く北海道の背景が使われていなかったところですかね。1年前から期待していたのですが。
2013年の展望は良いとは言えませんが、ニャル子さん2期は決定しているようなので2013年は全く登場しないで終わるという可能性は低そうです。



まちおこしとしての北海道】


アニメ・マンガ等のサブカル文化を用いて町おこしをする動きは活発になってきました。
洞爺湖町では「洞爺湖マンガアニメフェスタ2012」の開催。えりも町での「青春☆こんぶ」の本格的な展開。
特定の地域でということではありませんが「リトルベリーズ」というキャラクターを使った果物の販促も引き続き行われています。
北海道の地方でも少しずつこういった動きが芽生えてきているのがわかるようになりました。


ただその中でもやはり札幌市では規模でもクオリティでも群を抜いた動きを見せていて、一つのビッグウェーブとなって進行しています。
特に今年で3年目になる初音ミク観光大使として雪ミク・桜ミクを使った道外・国外からの観光客誘致は目を引くものがあります。(関連記事:初音ミク・雪ミク記事まとめ

そして、それに加えて札幌マンガ・アニメフェスティバル 「きたまえ↑」が始動しました。公式HP(http://kitamae.com/)からその内容を引用すると、
 「きたまえ↑」は、アニソンやボカロなどのライブステージ・同人誌即売会・コスプレイベント・痛車展示などを一挙に行う、日本でも他に類を見ない大型【総合】オタクフェス。
 サブカル文化の最先端を北海道から全国に発信すべく立ち上がったプロジェクト、それが「きたまえ↑」札幌☆マンガ・アニメフェスティバル!
ということになります。2012年12月にそのプレイベントが開催されました。私も行きましたがこのプレイベントの規模でも北海道では過去に類を見ないほど内容が充実したイベントとなり
今後の展開に期待を持たせてくれました。特にこのイベントは道外からの客を取り込もうという思惑も垣間見られます。どこまで成長するのか楽しみです。

この動きは特に道民は気になるところだと思いますし、初音ミク関連については全国的に注目されてるところだと思います。
今年もこのような舞台探訪に直接は関係のない、主にまちづくり・地域振興などに関わるサブカル系イベントは昨年に引き続き追っていくつもりです。



【おわりに】


北海道支部に来てからもう1年9カ月となりました。この一年で北海道の舞台は新旧含め相当数取り上げ、精力的に活動することが出来ました。
それによってBTCの中で北海道という地域の存在感を高めることが出来たと思いますし、その結果が今年のBTC札幌サミット開催支持にも繋がったのかもしれません。
昨年は北海道支部メンバーも増え、支部活動も活性化。今年は札幌サミットがありますからこれまでの良い流れを止めることなく支部運営に関しても取り組めたらと思います。
まだまだマイナーなブログかもしれませんが今年も御贔屓のほどよろしくお願い致します。



【おまけ】


昨年を振り返るということも兼ねて2012年で最も人気のあった記事を5つ挙げていきたいと思います。
今年はどんな記事が人気あったのでしょうかね。TOP5は次のようになりました。


1.TVアニメ『這いよれ!ニャル子さん』舞台探訪@札幌 http://d.hatena.ne.jp/paffue/20120412/1334233108
舞台探訪記事の中では圧倒的な人気でした。アニメ終了後もアクセスは途絶えず1年を通じて最もアクセスの多い記事になりました。


2.Bianchi初音ミク痛チャリを作ったので工程をまとめてみた http://d.hatena.ne.jp/paffue/20120716/1342450707
探訪記事でもまちづくり・地域振興関連記事でもなくただの個人的な自転車趣味の記事だったんですが何故か人気で10月以降はアクセス数トップ。


3.海洋堂新千歳空港限定雪ミクガチャポンに挑戦してきた http://d.hatena.ne.jp/paffue/20120124/1327411055
こちらはさっぽろ雪まつりに合わせて新千歳空港で限定発売されている雪ミクフィギュアの記事。今年も2月に新作が登場するのでゲットしに行きます!


4.TVアニメ『氷菓』 舞台探訪 高山編その3 バグパイプ、一二三、高山市図書館etc. http://d.hatena.ne.jp/paffue/20120830/1346335558
8月の本州縦断遠征で探訪した作品の一つ。さすが京アニ作品だけあって注目度が高いです。


5.TVアニメ『ひだまりスケッチ×ハニカム』 舞台探訪(聖地巡礼)@修学旅行 小樽編 http://d.hatena.ne.jp/paffue/20121006/1349510290
10月の記事なのに年間アクセス数でもこの位置まで来るほど人気に。シャフトに背景なんて期待してなかったこともあり放送直後北海道支部員のテンションがストップ高に。


ピックアップ1:TVアニメ「じょしらく」 舞台探訪 武蔵境編 http://d.hatena.ne.jp/paffue/20120929/1348915496
じょしらく」は私が2012年最も力を入れた作品でした。何といっても回っていて楽しい!これに尽きます。昨年のアニマスと同じような感覚を味わえました。


ピックアップ2:コミックス『O/A[オー・エー]』舞台探訪記事一覧 http://d.hatena.ne.jp/paffue/20120806/1344206895
舞台探訪を楽しめたという点でいえばこの作品も同じ。自力での舞台の特定は必要ないじょしらくとは違い自分で探して見つけるという過程が楽しめるという点が大きな違いです。


全体としては、初音ミク関連記事が圧倒的な強さを見せた一年で、このブログって本当に舞台探訪がメインの記事だよな・・・と考えてしまうほどでしたw
作品別で見ると、ニャル子、氷菓ひだまりスケッチ、ハヤテが上位。やはり人気のあるコンテンツが上位にきますね。
2013年はどんな作品が上位に来るのでしょうか。今年も頑張ります!