TVアニメ・コミックス『南鎌倉高校女子自転車部』舞台探訪（聖地巡礼）@えりも岬編

南鎌倉高校女子自転車部舞台探訪（聖地巡礼）@北海道幌泉郡えりも町字東洋366-3 えりも岬

作者: 松本規之
出版社/メーカー: マッグガーデン
発売日: 2012/08/10
メディア: コミック
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第2巻『第十話「自転車部結成」』
第3話「女子自転車部、はじめます！」

今回は、札幌から片道約230km離れている襟裳岬までやってきました。
神倉さんの祖母である校長先生が昔サイクリング部で北海道一周したときに撮影した写真の舞台ですね。
同じ北海道にいるのだけれど札幌から往復460kmも距離がある上、札幌から直通の公共交通手段が無いことが
結構なハードルとなって行けてなかったのですが、たまたま近く（といっても100km離れた場所ですが）に寄る用事があったので久々に訪れることができました。

【えりも岬】

襟裳岬の標識が新しく作り変えられちゃってました。

本当は自転車を持って行きたかったんですが、天候も悪くなかなか都合がつかなかったので断念です。
車で走行中何台もの自転車とすれ違いました。きっと北海道一周をしている人も多いんだろうなぁ。
しかしこの区間は道路幅も狭く、低いガードレールの先は崖と海。自動車は80km/hで走行するし当たり前のように大型トラックも走っているし、
風も強いので命の危険を感じるような酷い道ですが、それを乗り切ったときの達成感はきっと格別なものがあるんでしょうね。

より大きな地図で南鎌倉高校女子自転車部聖地巡礼マップを表示

【青春☆こんぶ】

マンガのセリフ部分でも触れられていましたが、えりも町では昆布が名産です。
コンビニに行けば日高昆布のおにぎりが売っていたりしますよね。
まぁ時代は変わったもので、この町には萌え昆布というものがひそかな話題となっています。

写真右が青春☆こんぶ。何と昆布に萌えキャラを付けて販売されていますｗお菓子や農作物にこういったイラストが付けられるのは前例がありますが、
海産物というのはここだけなんじゃないでしょうか。ちなみに鹿肉も販売されていまして、青春☆鹿肉というそうです。
ちなみに一番右が千島霧夏、左のスパッツ履いた子が岬襟萌。
イラストで分かる方もいるかと思いますが、キャラデザは「放課後アトリエといろ」や「コドクの中のワタシ」を連載している華々つぼみ先生です。

この青春☆こんぶ自体はもう何年も長いことやっているのですが、じわじわと人気が出ているようで、
襟裳岬で営業しているお土産店にはついに神社まで出来ちゃっていましたｗ

右下にいるキャラクターは豊似湖のゆるキャラ「とよにんくん」

ご神体・・・！？

痛絵馬も売っていました。かわいい。。

缶バッジなども売っていたので記念に全部買ってきました。（最初の写真参照）

神社の隣にある売店では店長おすすめコーナーに青春☆こんぶグッズも販売。

またその反対側に無敵食堂という食堂があるのですがそこでは青春☆鹿肉を使った天敵カレーを食べることが出来ます。

【百人浜】

えりも観光協会が発行している同人誌のような薄い観光本（最初の写真左参照）で紹介されている百人浜。
なんでも、江戸時代、盛岡(もりおか)藩の御用船がこの浜で難破し乗員約100名が犠牲になったという伝承から付けられた名称なのだとか。
他にも諸説があるらしいですね。
ここは地元襟裳町の方々と林野庁によってクロマツの植樹が進められているエリアです。もともと原生林が広がっていましたが、明治時代に燃料に使うため
森林の伐採が繰り返され荒野になってしまった土地を復活させようと昭和30年代から取り組まれてきたもののようです。今年でちょうど60周年と聞いています。

こちらが百人浜から10ｍほど離れた場所にある悲恋沼。ただの沼なんですが、どこだかの教授がストーリーを作って観光名所にしたところです。

【風の館】

舞台はまた戻って、最後に風の館の紹介。ここは2年ほど前に北へ。舞台探訪襟裳編で取り上げましたが、
どういうわけか痛くなっていたのでもう一度取り上げます。

風速25m/sまで体験出来る施設のガラスに青春☆こんぶのキャラクターが！
そして風速25m/sでも平然と耐える鉄壁のスカート！！なぜ見えない・・・