舞台探訪総研 聖地巡礼ブログ

アニメ・マンガ等で登場する背景のモデルとなった舞台を紹介します。

O/A[オー・エー] 第5巻 舞台探訪(聖地巡礼)@小樽・札幌編

O/A 第5巻 舞台探訪(聖地巡礼)@北海道小樽市


第24話「シスター」、第25話「What you're made of」


マンガ『O/A』第5巻で北海道小樽市が登場です。もともと東京が多く登場する作品でしたね。
内容的にはゆたかが故郷・北海道に里帰りするというストーリー。
実家は小樽だったのか!ということで早速行ってきました。訪れた舞台を順番に紹介していきます。


【JR小樽駅



まずはずっと改修工事をしている小樽駅です。ロケハンの時よりも時間が経過しているので工事個所が変わっていますね。
このカットを撮影する場所なんですが、小樽駅前のロータリーはバスやタクシー、送迎車など
終日車通りが多いところで常に周囲に気を配らないと危ないので注意が必要です。


小樽運河

小樽観光協会前から撮影。左側に見える建物がホテルソニア。
ここは団体観光客が押し寄せるポイントの一つなので朝のうちか団体客が少なくなってくる夜に回収したいところです。
ちなみにこのカットを反対側から撮影したのがアイマスだったりします。


【励ましの坂】

ゆたかが実家への帰り道に通る勾配が22%の坂道が登場します。小樽で坂道といったら、最終兵器彼女の影響を受けた方の多くが地獄坂を挙げると思いますが、
地獄坂は10%なので実はその名称ほど急勾配ではないのです(それでもキツイことはキツイんですけどね)

さてその今回の舞台の特徴は何と言っても急な22%とという超急勾配!しかし、ネットで調べても情報が出てこない。
そこで特定のために舞台の設定に注目してみると、

『バスターミナルから山の上の中学校まで延々と続くこの坂』
『上っていくと小樽の街を一望できる』
『その坂道の4分の3ほど中腹に私の実家はある』(本文から抜粋)

ここで言うバスターミナルとは小樽駅前のものではなく、中央バス手宮ターミナルでした。
そして山の上の中学校とは市立末広中学校とすればその間4分の3のところに舞台はあるということになります。
この条件から励ましの坂というものがヒットしたので確認するため現地に行ってみると・・・


ありました!この坂の勾配22%を表示する道路標識とその傾き具合は完全に一致してますね。ここまで長い急な坂道を上ってきた甲斐がありましたw
ちなみにこの坂は手宮公園の西側にあり、この場所のすぐ東に最終兵器彼女の舞台があります。

そしてこのカットも上の舞台の近くにありました。
ポイントは電波塔とスーパーシガ。きちんと角度も合わせれば手前の建物まで完全一致します。


おたる水族館

JR小樽駅前ターミナルから20分間隔でおたる水族館行きのバスが出ています。片道210円でおよそ30分。
歩いて行ける距離ではないので自転車や車が無い場合はバスの利用が必須になります。

おたる水族館本館入口。変な人形がいないのですが冬期営業期間なので屋内に移動させたのでしょう。→差替えました

中を探したらすぐ見つかりました。目がいやらしい。ちなみに青いのがはっちゃん、右のピンクがななちゃんらしいです。


カワウソはぐっすり眠っておりカット再現ならず。

そして何故かはわからないですがこのカットだけ妙に一致せず。カワウソはここにしかいないんだけどなぁ。→差替えました

場所は変わって海獣公園を上から眺める丘の上から。ここは最終兵器彼女の舞台に行く途中にあったりします。

さて次はこの海獣公園内部のカットを撮影するぞーと思っても入口がどこにも見当たらない…。
そこでHPを確認してみるとおたる水族館は12月から冬期営業に切り替えているため営業も本館しかやっていないとう事実が判明。
海獣公園カットは3月まで回収不可能ということみたいです!!うわあああああああああああああああ
日和山燈台の1カットの撮り忘れもあったのでまた行ってこようと思います。




ここはトドの場所なのでアザラシに餌付けしているわけではありません。

上から降ってくる魚を獲ようと首を伸ばすあざらし。JRおたる水族館きっぷの特典でえさも付いてきたのであげてみました。
こいつらリアルだとあんまり可愛くねぇな


【ゆたかの実家】




実家も実際にありましたが場所の公開は控えておきます。



【JR札幌駅】


あとがきで登場したJR札幌駅。小樽の撮影が予想以上に時間がかかり暗くなってしまったので、ゆりてつ用に撮影したもので代用。ほとんど同じ所から撮影してるじゃない!



小樽は昨年9月以来4か月ぶりに訪れました。O/Aに北海道が舞台になっているという情報を舞台探訪コミュのメンバーから知らされて確認してみると登場キャラの実家という重要な場所として登場しているではありませんか。
久し振りに主要人物と縁の深い舞台として北海道が登場して嬉しい限りです。しかも写真そのまま使われているみたいでそのまま再現されているのも熱いです。
もしかすると今年はアニメだけでなくマンガの探訪も増えてくるかもしれませんね。


今回の舞台探訪費:(札幌から)2440円


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撮影日:2012年1月13日、15日、9月22日


このページでは、O/A第5巻の背景を比較研究目的により引用しています。作品の著作権(画像も含む)はKeiji WATARAI 2012にすべて帰属します。


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